しばかり

むかしむかし、あるお山の一角に

どこででも生き抜いていけそうなおじいさんと

その相手に多少疲れ切ったおばあさんがおりました。

ある日、

おばあさんは山へしば刈りに行ったおじいさんのお弁当に、

お箸をいれるのを忘れてしまいました。

「そんなこと大したことない。」と答えたおじいさんに、

おばあさんは少し助けられました。

今度は紙やすりも用意しておこう、と思いました。

 

めでたし めでたし

 

 

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